呼気に含まれるNO(一酸化窒素)を測定し、治らない咳が気管支喘息など好酸球に関係するアレルギー疾患かどうかを診断します。
検査の手順
数回の深呼吸の後、10秒程度息を呼出するだけの検査になります。
麻疹は麻疹ウイルスによって引き起こされる急性の感染症です。
風邪症状のあと高熱と発疹が出現し、肺炎や中耳炎を合併することもあります。
患者1000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われており、死亡する割合も先進国であっても1000人に1人と言われています。
(厚生労働省ホームページより)
麻疹は感染力が強く、手洗い・マスクのみでの予防はできません。
麻疹の予防接種が最も有効な予防法と言えます。
現在は定期接種として小児期に麻疹風疹混合ワクチンを2回接種することになっていますが、2006年度以前は定期接種として1回の接種の機会があった、もしくは、定期接種の機会がなかった方は、予防接種を受けることを検討してください。
当院でも麻疹の予防対策として、麻疹風疹ワクチン接種が可能です。
(単独の麻疹ワクチンに替わり麻疹風疹混合ワクチンを受けても健康への影響に問題はなく、予防効果も同等とされています。)
また感染歴や接種歴が不明な場合には麻疹抗体価測定も行なっているので気になる方はクリニックにご相談下さい。
COPDとは、タバコ煙を主とする有害物質を長期に吸入暴露することなどにより生ずる肺疾患であり、呼吸機能検査で気流閉塞を示します。臨床的には徐々に進行すると労作時の呼吸困難や慢性の咳・痰を示します。
COPDでは、労作時の呼吸困難のため、身体非活動性に陥りやすく、廃用症候群などの身体機能の失調を招きやすくなります。そのため治療としては、気管支拡張剤や去痰剤などの薬物療法や酸素療法の他、呼吸器リハビリテーションも重要となります。
COPD患者における呼吸器リハビリテーションは、症状を有するすべての病期で有効とされ、呼吸困難の軽減・運動耐容能の改善・不安・抑うつの改善・入院回数の減少などにつながります。
当院では、理学療法士による呼吸器リハビリテーションも行っています。
COPDの他、気管支喘息や気管支拡張症などの慢性の呼吸器疾患により、呼吸困難や日常の生活能力の低下をきたしている患者様・胸部外傷や呼吸器疾患術後の患者様なども適応となります。
リハビリ室の見学や理学療法士からの説明などを受けて頂くことも可能ですので、関心のある方は是非一度ご相談下さい。
このような症状のある方は一度、睡眠時無呼吸症候群の検査を受けてみて下さい。
閉塞性睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、睡眠中に空気の通り道が狭くなり、低呼吸・無呼吸を繰り返して睡眠が分断されてしまう病気です。
日中の眠気などの自覚症状が問題となるだけではなく、睡眠中に低酸素血症となり、酸素不足の状態が繰り返されることで、心不全や心筋梗塞、不整脈など致命的な病気を起こすリスクとなります。
当院では簡易型の睡眠時無呼吸検査装置により、ご自宅にて睡眠時無呼吸症候群の検査を行って頂くことができます。
(1)問診・診察 *睡眠時無呼吸症候群が疑われる症状の有無を確認します。
(2)簡易検査装置の貸し出し
(3)自宅にて検査
(4)医療機関へ返却
(5)後日、結果説明
※治療適応と判断した場合には、CPAP療法を行わせて頂くことも可能です。
場合によっては入院又は自宅での精密検査(終夜睡眠ポリグラフィ検査(PSG)を行います。
※台数には限りがありますので、検査をご希望の方はまずはお電話にてご相談ください。
気になる症状のある方はお気軽にご相談下さい。